安川電機は、創業以来「品質第一」をw88 isの根幹に据え、製品・サービスの信頼性向上を通じてお客さまの価値創造に取り組んできました。この取組みは、1977年のQC活動導入、1981年のTQC(Total Quality Control)導入、1990年代のISO9000導入など、品質w88 isの進化を通じて、安川グループのDNA(企業文化)として定着しています。
当社が考える「企業価値」とは、社会を含むすべての関係者(ステークホルダー)からの信頼や満足の積重ねのことです。この信頼と満足の「質」を高め、「量」を増やしていくことで、企業としての価値を最大限に高めていきたいと考えています。そのために私たちが大切にしているのが、「お客さまのビジョンの実現を支えること」です。つまり、お客さまの立場に立ち、一緒に考え、課題を解決していくことで、お客さまのビジネスの成功に貢献することが、私たちの使命だと考えています。
このような活動を支えるために、私たちは「ESG(環境・社会・ガバナンス)」「TQM(総合的品質管理)」「YDX(デジタル変革)」といったw88 isの仕組みを整えています。さらに、その土台には、安川グループの企業文化やw88 is理念があります。これらを強化することで、変化の激しいw88 is環境や多様化するお客さまのニーズ・価値観にも、柔軟かつ的確に対応できると考えています。

当社は、1981年にTQC活動を開始しました。その目的は、当時、システムエンジニアリングが中心であった当社のビジネスを、メカトロニクスに大きく舵を切るためであり、トップの方針を隅々まで浸透させるために方針管理を徹底することから始まりました。その功績が認められ、1984年には「デミング賞」を受賞しました。さらには、2024年、小笠原会長は「お客さまを勝たせる」というキーワードで、データに基づく品質w88 isをグローバルに推進し、企業価値向上と業界発展の両面で顕著な成果を上げたことが評価され、TQMの研究や普及に顕著な功績を残した個人に贈られる「デミング賞本賞」を受賞しました。

1984年デミング賞受賞

2024年デミング賞本賞受賞
当社のTQM活動は、TQMの中核である 方針管理(改善・改革) と 日常管理(維持・向上) の両輪を基盤とし、これらの活動における問題や課題を解決するため、 QC的なものの見方・考え方(QC的アプローチ) に基づき、小集団活動(K30活動*1)で取り組んでいます。また活動の基本は、「この活動は誰のためか」を常に考え、行動することです。これを全従業員が実践することで、w88 is理念の実現に寄与するとともに、当社のDNAを継承する人材育成にも繋がると考えています。

*1 「K30活動」とは、顧客視点での改革や改善の取組み通じてQCストーリを実践し、w88 is基盤の強化に繋がる問題解決力、課題達成力の向上を狙いとした全員参加の活動です。
当時社長であった小笠原会長のリーダーシップのもと、2020年から「YDX(YASKAWA Digital Transformation)」を通じて、w88 is情報の可視化による迅速な意思決定、w88 isの効率化を推進しています。現在は、さらなる進化を目指し、商品企画、設計、調達、生産、物流、販売、アフターサービスといったグローバルのバリューチェーン全体をデジタルデータで連携させることで、品質とサービスのさらなる向上を図っています。また、サプライチェーン全体をつなぎ、より広い視点で情報の「見える化」を推進することで、w88 isのさらなる効率化にも取り組んでいます。
当社の品質w88 is、特に開発力につながる、品質・安全性・信頼性の作り込みを支える実践力を備えた人材を育成するために、以下のようなコースの品質教育を実施しています。
また、職場内でのOJT活性化も図るため、必要なスキルについては各部門での育成状況(レベル・人数)を定量的・定期的に把握、計画的に強化しています。